『回想』
2015年も残り数日となり、室長レターも今年最後となりました。今回の内容を模索するため、今月はどんな事があったかな、と思い返しています。
受験シーズンは毎年多忙にかわりないのですが、教室の中は思いのほかひっそりとしています。受験生は既に目標も定まり、高校受験の中学生は内申点も明らかになり、それぞれが黙々と自分のやるべき課題に没頭・集中しているからです。
書く内容にも煮詰まったので稲門学舎のホームページから過去の室長レターを振り返ってみようと思いました。
「夏季特訓合宿」でご紹介したT君。
今回の正月特訓合宿で、再びご一緒することになっています。彼は合宿の参加が今回で3回目。昨年の合宿では色々と苦労もしていたようですが、今回は成長を見せてくれるでしょうか。
「大志」の回で紹介した3人のうち、最後に紹介したR君は高校3年生。
AO入試で特待合格をもらうことが出来、一足先に卒業します。本当におめでとうございます!
「勉強の始まり」で紹介した、アメリカの50個の州を覚えた中3男子は高校入試の直前を迎えています。一時期、私が彼の授業を担当したこともありました。卒業のお祝いシーズンはおめでたい雰囲気にひっそり寂しさも内包します。
「再会」で紹介した卒業生はその後ご無沙汰をしておりますが、彼の弟さんが巣鴨校に通っております。弟さんが今回の冬合宿に参加するということを聞き、時間を共有する事への楽しみがひとつ増えました。
「つながり」で紹介したEさん。
妹さんが来年の高校受験に向けて稲門の戸をたたきました。今回の冬期講習からスタートします。お姉さん(Eさん)に良く似てとっても真面目で素直な子です。この仕事をしていると「この子はお母さんに似ているな」「兄弟の中では唯一お父さん似かな…」「姉妹3人みなそっくり…!」など、お顔立ちの似ている・似ていないをこっそり思うことが秘密の楽しみだったりします(勝手にすみません、でも、ご家族って本当に良く似ておられるんです)。
「成長」で紹介した中3生は既に稲門を卒業していますが、その弟さんが現在受験生となり、来年2月に入試を迎えます。ここ最近、入試直前になって急に力をつけてきたようです。
「わからない事がわからない①」、「わからない事がわからない②」で登場した子は現在中学3年生になっており、日々の試験結果に一喜一憂しながら2月の入試に向けて過去問と格闘中です。6年生からの通塾が成就しますように。
と、回想する間に期日が来てしまったようです。稲門学舎の個性豊かな一人ひとりのエピソードを語りつくすには私の表現力が足りず、もはや全てを書き記すことは難しいようです。2015年に稲門学舎に通った子たちの思いが成就することを祈りながら、年越しの正月特訓合宿に行って参ります。
それでは皆様、良いお年を!