『 後悔しない、させたくない。でも・・・してしまう。 』

『 後悔しない、させたくない。でも・・・してしまう。 』


皆さんこんにちは!
GWも終わり、教室では中間テスト対策授業や既に結果が出た生徒との会話でにぎわっています。

さて、そんな中で今回は「後悔」という言葉について書きたいと思います。

「後悔」について皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
プラスのイメージを持っている方は少ないのではないでしょうか?
最近、『後悔しないための~』という書籍がいくつか出版されていますし、「後悔先に立たず」という言葉もあるように、出来ればしない方がいいもの、というイメージです。
私も常々生徒達に、「あなたに後悔してほしくないし、私自身『もっとあなたにこう言えばよかった』と後悔したくない。
だから、必要だと思ったことは厳しいことでも全部言うよ」と生徒に伝え、アドバイスしています。

ですが、結果が出てきた時に、どれだけ高得点を取っていても、点数が上がっていても、満点ではない限り、後悔は私にも生徒にも生じてしまうのです。
逆に満点でないのに、結果に対して後悔がないというのは、現状で満足していて自分の成長・進歩を望んでいない、と言うこともできます。
・・・なんだか迷路に入ってきましたね(汗)。

大切なことは、「負の感情の場に留まらない」ということなのではないかと私は考えます。
行動や選択をした際、毎回必ずその結果は出てきますから、「後悔」は日常生活においても必ず生じてくるものなのです。
ですから「後悔」自体が問題なのではなく、そこで「あのとき私がこうしていれば」「なんで私はあんなことを」「私なんて、私なんて・・・」「いや、そもそもあいつ(親、友人、先生)が・・・」など悲しみや憎しみの感情を増大させ、それらに捕らわれてしまうことが問題なのです。
後悔をしたなら、「次はこうしよう」「もっと前から準備しよう」など、これからの具体的な行動・改善策を考え、それを実行に移せばよいのです。
そうすれば「後悔の上に立つ人である」ことができるのだと考えます。

過去は変えられず、コントロールできませんが、「今、将来、自分が何をするか?」は自分がコントロールできます。意識を向けるのは今であり未来です。
しかし、それがとても難しいことであることを私は知っています。
私の特技の1つが「後悔」だからです(笑)。
「後悔が1つもない人生なんて、逆に味気ない」という言葉に救われながらも、私自身、成長できるように精進していきます。

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