『僕が社長になったら』

『僕が社長になったら』

 

皆様こんにちは!
現在、稲門学舎では「秋冬の個別面談」が行われています。

◆普段の勉強姿勢・学習習慣について
◆定期テスト・模試の結果について
◆第1志望校・併願校の選び方・決め方について
◆受験日程の組み方について
◆稲門学舎の冬期個別講習・正月特訓合宿のカリキュラムについて
・・・
このように、面談での話題は勉強のことだけでも多岐にわたります。

しかし、以前も書かせていただきましたが、子供たちの人生は勉強や受験が全てではなく、それ以外の悩みや問題、関心事も生じてきます。
友達・恋愛などの人間関係であったり、将来のことであったり、そういったお話を直接聞かせていただける機会でもあります。

公立中学3年生のR君のお母様(以下、R母)との面談。
高校受験での志望校、そしてその先の大学進学について話をしている時でした。

和田「R君は、将来就きたい職業とか、入りたい会社などについて、ご家庭で何かお話しされていますか?」
R母「あぁ、ウチの子、これといった具体的なものはまだないんですけど、ただ・・・。」
和田「ただ・・・?」
R母「『社長』になることは、決めているようなんです。」
和田「『社長』ですか?」
R母「はい、何をしたいかは全く決まってないんですけど、とりあえず『社長』になるそうです(笑)」
和田「おぉ、いいですね~。消極的な男子が増えている昨今、しっかりとした目標があってR君いいですね~。」
R母「ありがとうございます・・・。実は、Rは和田先生のことを『あの人は良い人材だね。僕が社長になったら、和田先生をスカウトしたい』と言っているんですよ。」
和田「え?私をスカウトですか?」
R母「はい。そうなんです。・・・上から目線でスイマセン。」
和田「いえいえ、いえいえ、大丈夫ですよ(笑)。」
R母「何をやるかもまだ決めていないうちに、和田先生を採用することだけはもう決めているそうです。おかしいですよね~(笑)。私も『採用する前に、和田先生に来てもらえるようなきちんとした会社を作るのが先で、そのためにも、今、何が社会で必要とされているのかよく考えて、しっかり勉強してね』と言っていますけど。それにしても、楽しそうに話すんですよ。だから、これからもRのこと宜しくお願いします」

思ってもみないところからの“ヘッドハンティング”でした。
嬉しい気持ちと、感謝の想いで、私はただただ胸がいっぱいになりました。

ふと考えてみると、確かにR君を含め、稲門学舎には「可能性のある素晴らしい生徒たち」がたくさん通ってきています。
R君のような「将来の社長」に限らず、「日本の未来を担う人」たちばかりです。

そんな彼らの「大切な思春期・学生時代」を共に過ごせるということの素晴らしさに、あらためて気づかせてもらった、そんなエピソードでした。

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