『インテリジェンス』

『インテリジェンス』

 

先月12月号の『室長レター』
-私はスマホを持たない- の反響で、プライベートの友人や、板橋校の生徒の保護者の方から、「なんで、スマホにしないの???」とか「ガラケーで不便ではありませんか?」といった質問をいただきました(笑)。だいぶ、不思議がられています\(◎o◎)/!
その疑問に対する答えを端的に申しますと、 「特にスマホがなくてもなんにも困らない」 というのが、私の本音です(^o^)www

先月号でもお話ししました通り、おそらく、まわりのみんながスマホをいじっている間、私は本を読んでいるのだと思います。読書は、もはや私のライフワーク。
昨年は、1年間で70~80冊でした。今年の目標は、100冊です。2015年に入り、1月20日(火)現在の結果は5冊。2014年の「5日で1冊」ペースより、ほんの少しだけ早くなっています。

365日 ÷ 4日で1冊 = 91.25冊

ですから、100冊にはまだちょっと足りません。目標達成に向けて、もう少しペースアップしていく予定です。

* * * * * 先日、とある「勉強会」で、創業39年の会社を経営されている、65歳の代表取締役の方とお話しする機会がありました。私の父親とほぼ同じくらの年齢のその方(S氏)は、私の趣味を聞いて、「ほぉ~、1年間で70冊?!それはすごいね~」と感嘆していましたが、かく言うS氏も、新書を小脇に抱えています。しばらく私は彼の動向を観察していたのですが、「勉強会」が始まるまでのわずか十数分の間でも、本を読みながらじっくりと構えていたのです。『会社の人事は、(ナントカ、カントカ)』といったタイトルだったかと思います。「勉強会」が始まる前から、すでに“勉強”している…!!!やはり経営者は違いますね。

今年は、後任に社長の座を譲るそうで、また新たな“第三の人生”を模索しているとの事。勉強熱心な“父”から、新年早々「power」をもらいました。

さて、2015年初めての『室長レター』は、私が1月中に読んだ「5冊の本」の中から、それぞれ感銘を受けたフレーズを紹介させていただきます。

1.『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』 ダイヤモンド社

“ストレッチゴール”とは、簡単に手が届く目標ではなく、
ちょっと頑張らないと達成できない目標を設定してこそ価値があるという考え方。

 

2.『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられている仕事の基本』 角川書

目標を持たないで行動を取ることは、心理的にも肉体的にも大きな負担になる。
途中のペース配分も含めて計画を練っているから、マラソンランナーは42.195㎞を完走できる。

 

3.『手放す技術』 大和出版

大きな目標を達成するためには、
① どの時期までにどのレベルに行けばいいのかを考える
② その決めた時期に決めたレベルに達するには、何が必要で、いつ何をすればいいのかを考える
目標をいったん手放し、目の前の“やるべきこと”に集中する

 

4.『そんな営業部ではダメになる』 日本経済新聞出版社

いま理解できないことを頭で捉えようとするのではなく、
ひたすら言われたことを実行することで学ぶ。
「まずはやってみる」ことで、いままでとは違う何かを学び取る。
いま理解できないことは、成長したあとに理解できるようになるのだ。

 

5.『部下にはレアルに行けると説け!!』 双葉社
(※サッカー日本代表のザッケローニ前監督の通訳・矢野大輔氏の著書です)

少しずつ積み重ねていくことで目標が達成される。一滴一滴が海となる。

* * * * *

年の初めということもあり、「目標を達成するには?」というキーワードに、自分のアンテナが反応しました。こういった考え方を、教室(塾)へ勉強しに来る子どもたちに伝え、自分の仕事でも実践していくこと。それが「成績を上げ、自信を持たせる」という稲門学舎の教育理念を実現にもつながると思います。

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稲門学舎 板橋校は、来月2月17日で開校1年を迎えます。また、私個人といたしましては、 稲門学舎で働きはじめて2015年で10年。節目の年です。 他人の意見に耳を傾けつつも、ライフワークである“読書”や、意識の高い方々が集まる「勉強会」を通じて、自分の「intelligence(知性)」を磨く1年にしたいです。

自分にとって、一見「異質だな」と思われるモノでも、まずは素直に受け入れてみること。それが、自分自身の成長につながってゆくのではないでしょうか。

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