伸びる人、成長する人は、自分の課題が明確です。
勉強に例えるのであれば、「“出された宿題”に手を付けない」とか、そういったことはあり得ません。
自分で自覚している課題が明確ですからね。

言われたことを言われた通りにできる素直さ。
そして、自分が掲げた目標が、のどから手が出るほど欲しているものなのかどうか。
こういったマインド（意志）が大事なのだと思います。

人間は、そもそも変わることを嫌う動物です。
しかし、“自己流”で成長するには限界があります。

でも、どうしてなのでしょう…。
成長するのが遅い人に限って、なぜか“自己流”を貫こうとする意志だけは固い。

成長できるかどうかのポイントは、いたってシンプルだと私は思います。
まず言われたことを言われた通りに試してみるかどうか。
ただ、それだけです。

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9月の新刊に、「これはっ！！！」というフレーズがありました。
　『トラべライフ』（マガジンハウス）

「自分の知っているもの、目の前に見えているものしか、選択肢にはならない。
人生において、どれだけたくさんの選択肢をもっているか。これはとても重要だ。
未知なるものに出会うと、選択肢が増えるのみならず、“あっ、これも選べる”
と、自分のポテンシャルに気づくこともできる」

この本を読んだあと、生徒の進路相談をしていて私も感じました。
未知な状態の子どもたちに、志望校の「選択肢を与えてあげる」ということが、
彼らに可能性を与えることになるのだと。

実は、先月、この本の著者である本田さんの講演を聞きに行ったのですが、
こんなことを言っていました。

「ポイントはやるかやらないか、ただそれだけですよ。
やらないヤツはいつまで経ってもやらないし、やるヤツは、何とかしてやろうとする。
できるかどうかは、関係ないんですよね」

同感です。＼(^o^)／