『受験終了』

今年の入試が終わりました。
受験生のカリキュラムは入試でいったん終了です。受験後も引き続き塾に通い続ける生徒もいれば、受験とともに一旦授業を終了する生徒もいます。いずれの生徒たちも、受験が終わり、結果の報告に教室へと来てくれます。

「受かった!わたし受かったよ!」と、体全体で喜びを表す生徒。
「合格した」と淡々と報告してくれる生徒。
「受かった。あと、○○と△△も合格した」と、他の生徒の結果も伝えてくれる生徒。
(ちなみに、その後にやってきた○○君は、「何で先に言うんだよ。先生に直接報告したかったのに!」とおいしいところを持って行かれて少しふくれていました)

また、保護者の方と一緒にあいさつに来てくれた生徒もいました。
「うちの子が毎日塾に行って勉強するようになるなんて思わなかった」とお子様の成長を喜ぶお母様もいらっしゃいました。

もちろん、みんながみんな「第一志望校」に合格できたわけではありません。残念ながら、「第一志望校」にあと一歩だった生徒もいます。それでも、「将来有名になって、私を落としたことを後悔させてやる」と息巻く“頼もしい”生徒もおり、私が「じゃあ、さっそく大学受験の勉強を始めるか」と水を向けると、「いや、それは無理!」なんて答えるのですが、「だけど、大学受験の時に戻って来るから、その時はまた英語教えてね」と返してくるあたり、その言葉が嬉しくもあり、また同時に次こそはこの信頼に応えようと気合いが入る私がおりました。

一方、大学受験を終えた生徒たちは、もう生徒として稲門学舎に戻ってくることはありません。合格結果報告に来てくれた生徒からの「長い間、ありがとうございました」という最後の挨拶を前に、「こちらこそ、ありがとう」と感謝の念を覚えた私もおりました。

ただ、今度は“教師”として、再び稲門学舎の門を潜る「生徒」もいます。
「稲門学舎で教わったことで、勉強するということの本当の意味が分かった。だから、今度は自分が教える側に立って、そのことを生徒達に伝えたい」

これまで稲門学舎で培ってきた経験と成功体験を、是非、後輩たちに伝えていってもらいたいと思います。(そんな彼も、稲門学舎の厳しい教師研修を経て、この春教師としてデビューする予定です)

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