『やれるだけのことを…?』

『やれるだけのことを…?』

英語の大学入試問題を見ていると、よくこんなことわざが登場します。

Do the likeliest, and God will do the best.

このことわざの意味を解釈すると、
今、あなたにとって最もふさわしいことをしなさい。そうすれば、神様があなたのために最善を尽くしてくれますよ」となります。

実は私はこのことわざに、高校の英語の授業中に出会いました。このことわざを教えてくれた英語の先生はさらに、こんな説明まで付け加えてくれました。

これからの君たちの人生の中で、時に辛く困難な時期がある。それがどんなに辛く苦しい時期であっても、決して投げ出してはいけない。その時に、あなたが出来る最もふさわしいことを一生懸命やりなさい。そうすれば、必ず良い結果が天から降ってくる。だから、あきらめずに頑張りなさい

きっとその先生は、入試問題に出題されていたこのことわざの意味だけでなく、人生にあてはめて教えてくれたのでしょう。数十年前のこのことわざの授業が、今も強い記憶として私の中に残っています。

* * *

さて、稲門学舎巣鴨校でも、2月・3月は受験のシーズン。
教室では、生徒たちの期待と不安の声が入り乱れます。先ほどのことわざを日本語のことわざにあてはめると、“人事を尽くして天命を待つ”です。

さぁ、今出来ることを精一杯やり、最後まであきらめず持てる力を出し切りましょう。
そうすればあとは、結果を待つだけです。

がんばれ!受験生!!

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