『 難題に取り組むパートナー』
突然ですが、皆さんに質問です。
Q:解くのに最も時間のかかったといわれる数学の問題があるのですが、それに費やされた時間はどれくらいであったとお思いですか?
10時間、一日、一か月、一年、十年、…
どれも違います。正解は約360年です。
皆さんが机に向かって問題に取り組むとき、どれくらいの時間を要しているでしょうか。
30分、一時間、3時間、もちろん、1日、1週間と一つの問題に取り組んだ方もいらっしゃることでしょう。
いずれにしましても、勉強は答えがある程度用意されている問題に取り組む中で頭と心を養う訓練になります。
しかし実際の世の中には、答えの出ない問題の方が山のように存在します。学校を卒業して社会に出られてから、それは突如として出現し、皆さんの前に大きく立ちはだかるかもしれません。そして、そのような答えの出ない問題の1つに、私が携わっている「教育」があるのかもしれません。
社会が成熟しきったがゆえに先行き不透明な現在社会において私たちは、進学という1つの目的に向かって子どもたちに何を伝えるべきか。その難題に取り組むパートナーとして、高田馬場校の教室をフルに活用してほしいと願っています。
申し遅れましたが、今月より高田馬場校の室長に着任した中村泰紀です。どうぞ宜しくお願い致します。