『2012春期個別講習』
先月のことになりますが、2012年3月15日をもちまして、稲門学舎 王子校は開校して丸2年が経過しました。この場をお借りして、あらためて皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。
2月中旬からの約1か月半は、小中学生・保護者の皆様との【個人面談】がありました。中には、開校当初から通ってくださっている方もいらっしゃいます。教室の雰囲気、授業の様子をご覧になると
「それにしても、生徒が増えましたねぇ」
と、生徒のお父様・お母様から激励のお言葉をいただくことも、しばしばありました。私自身も今までの2年の月日を振り返ることができ、そういったお声をいただく度に、万感胸に迫る体験をさせていただきました。同じ部活のお友だちや、近所のご友人など、皆様からいただくご紹介のおかげで、いまの教室内の活気が生まれていることを思うと、ご縁の拡がり、そして大切さをあらためて実感いたします。
そんな中迎えた『2012春期個別講習』。3月28日から4月5日まで、中日を挟んだ全8日短期集中の講習会です。内部生はもちろん、この春から初めて稲門学舎をご利用になる外部生からのお申込みもあります。今年は特に、(新)中学1年生から多数ご相談をいただき、学習に対する意識の高さと、4月からの新生活への期待を、ひしひしと感じております。
そういった方々に稲門学舎を選んでいただいた理由をお尋ねすると、わたしたちにとって喜ばしい答えが返ってきます。
「学校が休みなので、朝早くから勉強させたいので」
「中学校が始まる前に、少しでも早く学習習慣を付けさせるために」
子供たちにとっては、親や我々教師の望んでいることは、少々苦痛に感じているかもしれません(笑)。学校が長期休暇に入ると、時間の制約がなくなります。朝寝坊もokですから、感覚も「夜型」になりがちですね。しかしながら、稲門学舎の春期講習1時限目は、朝8時半からのスタートです。それが、「生活リズムを変えずに、学習習慣を向上させたい」という明確な目的を持った方々に、支持していただけたのではないかと思います。
春期講習は「前年度の弱点補強」と「新年度の予習」がメインの授業内容となります。この8日間で、学校のカリキュラムで言うところの5月下旬の内容まで、既に予習を終えた生徒もいるくらいですから、学校の授業が良い具合に“復習”になれば、春期講習で学んだ知識もより一層深まります。
この時期にまとまった勉強時間を確保することの重要性を、2月からの【個人面談】で私はお伝えして参りました。保護者の皆様にはその趣旨・意図をご理解いただき、生徒の机に向かう姿勢・学習意欲が、講習が1日終わるたびに変化していくのを目の当たりすることができて、本当に嬉しく思います。
私立の学校では5月下旬・公立では6月中旬から、1回目の“定期テスト”が始まります。稲門学舎は、生徒全員の成績を上げ自信を持たせることを教育理念に掲げていますが、もう既に、次の「中間テスト」が楽しみで仕方がありません。それくらい、充実した8日間『2012春期個別講習』でした。