『一期一会』

 
   新学期が始まり1ヶ月が経ちました。新たな学年の生活にも慣れてきた頃でしょうか。新入生に「学校はどう?」と聞くと、即座に「すごく楽しい!!!」と、満面の笑みで返ってきます。4月の初めにはあれだけ緊張気味だった面持ちも、今ではすっかり周りの友人と打ち解けているようで、子ども達の適応能力の高さに驚かされる日々です。

ご存知の通り、稲門学舎は「個別指導塾」です。“講師と生徒の相性”も、成績アップの要因のひとつだと考えるわたしたちは、けじめを弁えた上で、授業中に雑談を交えつつも、馴れ合いにならないよう、特にこの時期は気を配ります。彼らをリラックスさせ、モチベーションを高めるためのコミュニケーションを図りながらも、緊張感は維持する。講師と生徒の間柄は、もちろんお友だちではなく師弟関係です。
新年度を迎えるといつも考えさせられます。そういった適度な距離感が、ゆくゆくは“信頼関係”にも発展するのではないでしょうか。

私自身の学生時代を振り返ってみて、“恩師”として心に残る先生方は、教え方が上手であるのはもちろんのこと、コミュニケーション術にも長けた方々でした。その一方では、「“やる”と決めたことはやり抜くぞ!」といったような厳しさもありました。先生の妥協を許さない姿勢に、その頃の私は、子供ながらに畏怖の念を抱いていたことを思い出します。

当時は、「いちいち口うるさいなぁ…」なんて、心の中では不平を漏らしていたりもしましたが(笑)教師として、私自身が生徒を指導する立場になった今、ようやくその意図が理解できるようになりました。先生方のご指導があったからこそ、今の自分が存在しているのだと、一期一会に感謝しています。

「教える」という仕事は、そこに必ず人が介在するものです。もしかすると勉強だけではなく、多感な年ごろの子どもたちの人格形成にも影響を及ぼしているかもしれません。“恩師”とまでは至らないまでも、わたしたちも、ひとりでも多くの生徒の“成績を上げ自信を持たせる”ために、教室一丸となって精一杯努力していきたいと思います。そして、何十年か経って彼らが大きく成長した頃、「あのとき○○先生に出会えて良かった!」と感じてもらえていたとしたら、これほど嬉しいことはありません。
 
 
 

 

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