『目標を持つ! 夢を持つ!』

『目標を持つ! 夢を持つ!』

みなさまご無沙汰しております。5月以来の室長レターの更新となってしまいました。お休みしてしまってスミマセンでした。また今月から毎月更新していきますので、どうかよろしくお願いします。

さて先日、夕方の業務がひと段落つき、ちょっと教室を出て駅の近くのコーヒー店で、つかの間の休憩をしていた時のことでした。
「先生!稲門の先生ですよね?」と声をかけてくる男性がいました。私は一瞬で「彼」だとわかりました。「いやぁ~久しぶりだね!あれから何年になる?」と私が聞くと、彼は「もう6年以上になりますかね。」と笑顔で答えてくれました。

確かに6年前、彼は稲門学舎に通う中学3年生でした。英語と数学がとても苦手で、学校のテストでは平均点にもほど遠い成績でした。でもそんな彼には、大きな夢がありました。彼と進路の話をした時に、将来の夢を熱く語ってくれたことがありました。彼の夢を実現させるためには、何としても池袋にあるS高校に合格することが絶対不可欠でした。将来の夢を勝ち取るために、中間期末の目標を定め、入試までの学習計画を立てて、2人で決意を語りあったことを鮮明に思い出しました。

その時の彼のガンバル姿を思い起こすと、「具体的な目標」を持っている人、「将来の夢」を持っている人というのは、どんなに辛く、大変な状況であってもガンバル力をもっているのだと感じます。彼は、毎日教室に来て、授業を受け、自習で学習し、本当に一生懸命勉強してくれました。そして見事、志望校に合格してくれました。

今、彼は地下鉄の車掌をしています。偶然にも私が毎日利用する駅から出る電車を担当しているそうです。もしかすると、彼が働く電車に、私も乗っているのかもしれない。そんな話をしながら、2人で6年前を思い出す一時でした。そして彼は、まだガンバリ続けていました。彼の夢を実現するためには、もう数年の努力が必要とのことでした。念願の運転士になるために。

私は日々の面談の中で、「夢」「理想」「目標」「目的」そして「現実」という話をしています。たくさんの人たちと話し合い、夢の実現の後押しをしたいと思っています。

無料体験のお申込み 電話で問い合わせ