『正月特訓合宿』

年末から川崎のホテルで行われたお正月合宿で、私は昨年に続き、合宿の運営責任者を務めさせていただきました。

今回のお正月合宿には、30名の生徒たちが参加してくれました。ひたすら勉強のみで過ごす超ハードな合宿に、小学校5年生から大学受験生までの生徒が、大きな決断と勇気を持って参加してくれました。

私は、合宿責任者をしていて、いつも思うことがあります。それは、参加してくれた生徒たち皆が最終日には、今までの人生で経験したこともないくらいの「達成感」と「自信」を持ってホテルを後にしてもらいたいと・・・。

12月30日、生徒たちがホテルに集合してすぐ、合宿の最初に行われる開校式で、私は彼らに2つのことを約束してもらいました。

1つ目は、この合宿で自分は、いったい何を成し遂げるのか!という具体的な目標を持ってもらうことでした。3泊4日で40時間行われる授業の中で、何をどれだけ成し遂げるかを、一人ひとりが明確にし、開校式で全ての参加者の前で、大きな声で発表してもらいました。何を成し遂げるために自分がこの合宿に参加したのか、根本的な参加の動機を自分の言葉で大勢の前で発表してもらうことに大きな意味があるのです。

2つ目は、この合宿がどんなに辛くても、自分の決めた目標達成のために「全力で」取り組むことでした。朝5時には起床し、夜は12時過ぎまで続く中、辛くて逃げ出したいとこもきっとあることでしょう。それでもどんなに苦しい状況においても、全ての参加者が自分の目標に向けて必死に努力するということが2つ目の約束でした。そしてこのことが稲門の合宿の理念なのです。

そんなこんなで、ひとりひとりが熱い思いを持って、総勢30名のお正月合宿はスタートしました。

そして今回の参加者も・・・、
小学5年生から大学受験生まで、全力で自分の目標達成のために努力している様子が、ひしひしと伝わってきました。誰一人と途中で逃げ出すことなく、まだ暗いうちから起き、夜遅くまで勉強してくれました。最終日には一睡もせずに自分の目標達成のために努力した高校生もいました。小学生や中学生も眠さと戦いながら、自分の目標達成に向けて、大晦日も元旦も関係なく、今までにしたことがない位の努力をしてくれました。本当に辛い時間帯もあったことでしょう。それでも最初にした2つの約束を守り、ひとりひとりが学習に取り組んでくれました。

例年私は、この川崎グランドホテルの正月合宿中に新年を迎えます。家族団らんでゆっくり過ごすお正月もとてもよいものです。しかし、目標達成に向けて必死に努力する生徒たちと過ごすお正月も何とも言えない充実感があります。

今回も必死に頑張る生徒たちの姿を最後まで見届けることが出来ました。その時、参加してくれた生徒たちみんなが、最終日には今までの人生で経験したこともないくらいの達成感と自信を持ってホテルを後にしてもらいたいという私の目標も、達成することが出来たのではと思いました。

私がお正月合宿に参加するようになってちょうど10年目の今回も、私は参加してくれた生徒の皆さんと一緒に最高の年明けを過ごすことが出来ました。
そしてこれを読んでいただいた生徒の人たちには、受験生でも受験生でなくても、是非、稲門の合宿に参加してもらいたいと思うのです。もちろん、参加してくれた人には、今までの人生で経験したこともないくらいの「達成感」と「自信」を持ってホテルを後にしてもらうことを約束しますから…。

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