11月から12月にかけて、私は50名以上の受験生たちと個別面談をしてきました。中学受験生・高校受験生・大学受験生のひとりひとりと、入試に向けた話をしてきました。いわゆる「追い込みの時期」とされるこの時期では、具体的な学習方法や学習内容自体が合否を左右する大きな要素であるということは言うまでもありません。しかし、私がこの時期に最も大切に思っていることがあります。それは、「何としても志望校の合格を勝ち取るんだという強い意志」を持って、ひとりひとりが学習に取り組むということです。

受験生たちとの面談では、志望校の最終確認を行い、入試日までの残された期間に何をどれだけ行うかを綿密に話をしてきました。使用する教材や過去問の演習方法など、細かな打ち合わせをしてきました。最も学習効果が現れるように、学習方法のアドバイスをしてきました。みんな目を輝かせて私の話を聞いてくれていました。

受験生と話をしていると、いつも思うことがあります。それは、必ずひとりひとりに、ひとりひとりの目標があります。本当に色々な目標があります。色々な夢もあります。いろいろな思いもあります。そして私は毎年思います。ここに通ってきてくれている全ての人がその目標を達成してもらいたいと・・・。
 
だから私は彼らに言いました。「さぁ、いよいよこれからが勝負だ！ここからの頑張りが合格を勝ち取ることにつながるんだ！だから必死にがんばってほしい！なんとしても夢を実現させてほしい！」

ひとりひとりの素晴らしい目標の実現のために、残りの期間、どんなに辛くてもがんばってもらいたいと思います。２ヶ月間、必死にがんばれば、不可能とされている学校にも手が届くかもしれません。周りから無理だといわれているような目標でも、達成できることもあるでしょう。

大切なことは、「何としても志望校の合格を勝ち取るんだという強い意志」を持って、ひとりひとりが学習に取り組むということです。がんばれ受験生！