『春からのにぎわい!』
稲門学舎巣鴨校では、春期の講習会も終わり、新学期の通常授業が開始しました。通常授業が始まると、私は午後の1時頃には教室に出勤し、1時30分の教室オープンの準備をします。
そんなある日、私がいつものように教室に到着すると、数名の男の子たちが、教室の入り口のところに立っていました。近づいてみると、いつも通ってきている中3の男の子たちでした。
とても早い時間だったので、「どうしたの?こんなに早い時間に?学校は?」と私が問いかけると、どうやら始業式がその次の日とのことで、春休みの最終日とのことでした。
「自習ですよ!自習!」と元気な返事が彼らから返ってきました。ちょうど彼らは中学3年生になったばかり…。「俺たち受験生になったから、出来るだけ自習に来ようと決めたんです!」、と頼もしい答えが返ってきました。
まだ誰も来ていない教室で、彼らは自習を開始しました。結局その日は、夕方の7時まで、みっちり自習をして、満足そうに帰っていきました。
そして、また次の日、私がいつもの時間に出勤すると、片手に本を持った、また前の日とは違う、背の高い男の子が入口に立っていました。近づいてみると、高校3年の男の子でした。どうやら、その日は、学校の授業が午前中で終わるとの事でした。
「午前中で学校が終わる日は、1時30分から自習に来てもいいですか?」とやる気満々です。私はやる気のあるその表情を見てうれしく思いました。結局その日は、夜の9時30分まで、教室にこもって自習をして帰りました。
4月も終盤、教室には自習に通ってくる生徒たちが日々増えてきています。教室は春から、自習に来る生徒達でにぎわってきています。ひとりひとりが自分の課題を決め、集中して自習に取り組む姿が多くみられるようになってきました。
稲門学舎では、このように教室での自習を強く勧めています。集中した環境で、学習量を増やしていけるように、私たちも声掛けをしています。その成果もあったのか、自習に来る生徒たちの数が増えていて、私たちもうれしく感じています。
まだ自習に来ていない生徒の皆さんは、広々とした明るい教室に自習に来てみませんか?お待ちしています!