『エンターテイナー』

『エンターテイナー』

生来、人を笑わせたり、喜ばせたりするのが大好きで、私は小さな頃から、人前に出ることを苦にしない性格でした。もちろん、ここ一番という場面ではガチガチに緊張しますが、そんなときには、「この緊張すら、楽しんでやろう!」と、オトナになった今でも、負けず嫌い根性で、強がったりしています(笑)

英語で「entertain」(エンターテイン)という言葉があります。辞書を引くと、「楽しませる/もてなす/歓待する」などの意味が出てきます。もちろん、人を笑わせたり喜ばせたりすることと性質は異なりますが、私は、教育もまさに“エンターテイメント”のひとつではないかと考えています。なぜなら「教える」という行為は、少なからず、その相手に影響を与えることが必要不可欠だからです。

こういう言い方をすると少しドライな感じがして、冷たく聞こえるかもしれませんが、人を変えることは不可能に近い事だと思います。しかしながら、人を変えることはできなくとも、人の心に影響を与え、人を動かすことはできると信じています。そのためには、教師一人ひとりがリーダー・統率者の意識を持っていなければなりません。生徒をリードするのが上手な先生を具(つぶさ)に観察していると、適度なプレッシャーを与えつつも、勉強へのモチベーションを下げないようなコミュニケーションを取っているのが分かります。つまり、高すぎず低すぎず絶妙な難易度の目標設定と、ゴールへ向かうための緻密な計画を立てることに長けているのです。

個別指導塾 稲門学舎の教師信条には、長所を褒め伸ばし、夢を与えるという文言があります。でもそれは、決して叱らないということではありません。褒め殺しという言葉もある通り、甘やかし過ぎると確実に人はダメになります。思いやりの心を持って、言うべきときには相手にとって耳の痛いことでも伝える。人を変えようとする前に、まず自分が変わる。他人次第ではなく、自分次第。そういった意識を持つことの大切さを、教室長として、まわりの教師たちに伝え続けていきたいと思います。

そして、私自身も、両親から譲ってもらったエンターテイナー精神を大切にしながら、人の心を動かすことができる人間を目指して日々精進してゆきます。

 

 

 

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