『1週間を、デザインする』

『1週間を、デザインする』

  
先月・9月に公立中学生の前期・期末テストが終わりました。特に3年生は、次のテスト11月におこなわれる中間テストが、高校に提出する内申点に関わる、“最後のテスト”です。前期の結果を踏まえて、今現在、私は3年生との【三者面談】を実施している真っ最中であります。

成果を上げるためには、勉強を習慣化すること。これは、私が常日頃から子どもたちに言い続けていることです。習慣化するということは、もう少し具体的に表現すると、つまり無意識レベルで勉強している状態を作り出す、ということです。無意識レベル。例を挙げるならば、食事したり、お風呂に入ったり、歯を磨いたりすること。それと同じように勉強も習慣化されていることが望ましいのです。「目標(次の中間テスト)に向けて、今から何をすべきか?」ひいては、「受験までの残り4か月半、受験生としてどれくらい勉強する必要があるのか?」こういったことを、面談でお話ししています。

無意識のレベルまで勉強を習慣化して、それを日々の行動に移していく。そのために、私は【三者面談】において、『合格へのスケジュール表』と呼ばれる1週間のスケジュール表を、彼らに書かせました。

起きる時間は何時ですか?
学校から帰るのは何時ですか?
寝る時間は何時ですか?
休みの日はどれくらい勉強していますか?

こういったインタビューを重ねながら、①現在の状況を書かせる ②理想の時間割を書かせる ③色づけして1週間をデザインする。このような段階を経て、出来上がったものがこちらです。

 
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「自習室を開放していますので、いつ来ても良いですよ」という取り決めでは、その日の体調やモチベーション、天候やコンディションに左右されて、「今日はダルイから行かなくてイィや…」とか「雨が降ってるしなぁ…」となってしまいます。そうではなく、稲門学舎の自習は、予め自分のスケジュールをブロックしておいて、その時間になったらカラダが勝手に塾に向くようになる。家では勉強できない代わりに、塾に来て集中する。

そういった目的のもとに、自習を推進しています。

 

 

 

 

 

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