『学習量を増やす“魔法のコトバ”』
入塾を検討されている皆さんとの面談で、私が必ず言うセリフがあります。
「前回のテストは、何点でしたか?」
前回の結果をヒアリングすると、すかさず、
「次のテストで、何点取れたら自分として達成感がありますか?」
と、返します。こう聞くと、子どもたちのリアクションは、大体2パターンに分かれます。
「平均点は超えたい!」
「(具体的な点数を掲げて)〇〇点以上取りたい!」
ここまで会話を交わして、初めて、魔法のコトバの登場。
「〇〇点取るためには、▲▲までに、△△を終わらせましょう!」
つまり、
① 目標(〇〇点)から逆算して、
② 期限(▲▲まで)を設定して、
③ やるべき課題(△△を終わらせる)を決める
こういったプロセスを経て、子どもたちの学習量を増やす“土台”をつくります。
また、同席していただく保護者の方には、こんな質問も投げかけます。 「今回、お問い合わせいただいた動機、きっかけは何でしたか?」
すると、90%の方は、
「本人が塾に通いたいと言っていますので」と答えてくれるのです。
(一部、渋々の生徒もいますが…笑。)
そこでまた、私はすかさず
(生徒本人に向かって)「やる気、あるじゃないですか!」 と、彼らの気分を盛り上げます。
なぜなら、子どもにとって、“勉強したいとき”が“一番伸びるとき”だからです。そして、伸びるときに、自分ができる限りの負荷をかけるのが、学習量を増やす2つ目のポイントとなります。
1.目標から逆算する
2.期限を設定する
3.やるべき課題を決める