『時には未来の野望の話を』

『時には未来の野望の話を』

皆さんこんにちは。
暑くなってきましたね。教室では夏期講習・合宿に向けた個別面談が始まっています。
色々会話をさせていただき、生徒の学習習慣を改善することに全力を尽くします。
そして、そのためにも我々教務・教師の仕事もしっかり改善して、夏本番に向かいたいと思います。

さて、先日授業をしていると生徒から質問を受けました。

「先生は次どうするの?」
「次って?」
「結婚して、子供もいて、仕事も楽しそうで。それなら次に、先生は何をしたいの?」

……改めて書いてみると、直球で難しい質問です。
ちなみに質問してくれたのは、小学5年生から約7年担当させていただいている生徒のMさんです。7年……、私もMさんもそれぞれいろいろありました(笑)。
Mさんは今、高3になり、昔を振り返った話をよくしてくれるのですが、私の未来についての質問は初めてでした。

「次ね……。まずはMさんの志望校の合格だね。」
「いや、まぁ、そうじゃなくて、和田先生個人の野望はないの?」
「私個人の野望……。」
「そう。会社をつくるとか、本を書くとか。そういう系?」
「う~ん、そうだね。今の2つは考えてないけど、ないことはないね。」
「あるよね!?和田先生ならあると思った。何?どんな野望?」
「それはね……。」

……この私の野望の内容は秘密ですが(笑)、Mさんは笑いながら聞いてくれました。
「いいね。それは是非進めてほしい。」
という言葉もいただきました。

「志望校の合格」
「検定の合格」
「資格試験の合格」
「希望企業への就職」
教育業界で仕事をしていて接する夢や目標はこれらが多いです。
皆さんの目は本当に輝いています。
ただこれらは、別の視点で見ると、ゴールではなくスタートにも思えてきます。
本人が本当にサポートしてほしいのは、上記の夢が実現してからかもしれません。
夢が叶って、最高に嬉しくても、人生はまだまだ続くのですから、また違う夢や目標を作らないと、方向性を見失ってしまうかも知れないからです。

私達は誰でもみんな、自分で自分の未来をつくっていくのです。
未来を考えないで、または目を背けて、今の自分のことだけに精一杯になっていては、
少しもったいないかもしれません。

時には作業の手をとめて、腕時計を外し、携帯電話の電源を切り、本気で自分の未来を考えてみるのもいいのではないでしょうか。
どんな検索エンジンでもあなたの未来を探し当ててくれないはずです。ネットの世界の意見に振り回されることなく、自分の頭でじっくり考えてみてはいかがでしょう。
きっと何かが得られるはずです。

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