『輝かしい未来』

成績を上げるうえで最も重要なことは、勉強し続けること(毎週授業を受ける、自習に来て宿題をする)です。“継続”するということが何よりも大事。

とはいえ、その“継続すること”が実は一番難しいことであったりもします。一度休んでしまうと気持ちが切れてしまう経験は誰にでもあるものです。

一度切れた気持ちはどうすれば回復できるのでしょうか。
その際最も有効な方法は、私は「他人と“コミュニケーション”を取ることだ」と断言できます。勉強に関することではないのですが、私の失敗談でもって一例を示してみたいと思います。

去年の夏ごろ、私の体重は健康診断時(平成27年5月)に比べ、6キロ増加してしまい、健康管理上の理由から食事制限と運動(要するにダイエット)をしようと決意しました。その時に立てた目標は『3か月でマイナス8キロ』。手段は食事のルールを決めること(食事をする時間を決めることと摂取する食物を限定すること)です。昨年9月下旬ごろから始めて、初めは1週間でマイナス1キロずつ減っていき、10月末までは計画を前倒しにするくらい順調に推移していきました。

ただ、年明けに体重を測ったら元に戻っていました。
原因は油断と慢心です。体重がマイナス5キロのところまでやって来て、数値的な変化に加え、見た目の変化にある程度満足してしまい、「少しくらいならいいか」とルールを緩めてしまったことでした。再び体重が増加傾向を見せ始めた頃には、最初に決めた食事のルールがどこかに行ってしまっていました。やらなければいけない必要性は理解しているのだけど、見えなくなってしまったのは成功した暁には輝かしい未来が訪れるという欲望です。目の前の欲求に負けてしまい、未来への欲望がかすんでしまったのですね。

その未来への欲望を“意図的に”取り戻すためには、他人と現状についてコミュニケーションを取ることでした。輝かしい未来(健康になる、一回りサイズの小さい服が着られる、夏に薄着でも恥ずかしくない)を大いに話す。効果はてきめんでさっそく新しい目標と計画を立て実践し始めました。今度は途中で辞めないように、定期的にコミュニケーションを図ることも計画に組み込んでいます。

定期的にコミュニケーションを取り、欲望を維持する。勉強もそうだとは思いませんか。初めに持っていた輝かしい未来に対する期待。それを一緒に話してみましょう。

無料体験のお申込み 電話で問い合わせ