『体調管理』
夏が過ぎて、今年は残暑もなく9月に入りすぐに秋の風が吹いておりました。 夏期講習を終えたものの、焦りを覚える受験生は大勢います。私も「このあと、何をどう勉強すればいいの!」と焦る生徒とカリキュラムの確認を行う日々が続いております。なかでも高校受験を控える中学生は、間もなく修学旅行や文化祭など学校行事のメインイベントが控えており、中々勉強時間を確保することが難しい状況にあります。
勉強のカリキュラムも大事ですが、勉強に比べ意識されにくいのが体調の管理です。 今夏も夏期講習期間中は朝から夕方まで勉強に励んでいた生徒の中には、お盆を過ぎたころから調子を崩すものが何名かおりました。9月に入ってからも、気温の寒暖差から体調を崩してしまう生徒も例年より多い感じがしました。勉強時間はしっかり確保して頂きたいのですが、それで睡眠時間を削って体調を崩してしまっては本も子もありません。睡眠は体調を維持するのにとても重要です。勉強時間は睡眠時間を確保しつつ創出しましょう。(ただ、睡眠が大事とはいえ、自習中に寝てしまうのはNGですよ)
規則正しい習慣を継続してきたという事実が土壇場で力を発揮します。『昼間塾で勉強したから、夜は自由に使わせてもらう』では、いずれ体調を崩してしまいます。勝負を分けるのは、無意識レベルまで身に付けた習慣です。これから受験までの残り時間が見えてくれば、それだけで地に足が付かないような気分に陥ります。さらに模試の合格判定で良い結果が出て居なければ、気は焦るばかりです(かくいう私も現役の時はそうでした)。そんな時に体調を気遣うのはなかなか難しいものです。外から帰ってきたら、まず手洗いうがいをする。寝る時にはパジャマに着替える。そういった習慣を継続して下さい。必ずあなたの力になりますよ。
冬期講習や正月特訓合宿など、受験直前はハードな勉強が待っています。その際日常生活がおろそかにならないように、今からでも規則正しい習慣を心掛けましょうね。