『テスト勉強のやり方』
みなさんは、定期テストの準備はどのようにしていますか?
稲門学舎の教室では、この時期、テスト勉強に励む生徒たちの姿が毎日見受けられます。
「テスト勉強」と一言で言っても、教科によってやり方は異なりますし、好きな教科と苦手な教科によってもそれに掛ける時間の長さが人によって違うでしょう。
『前回のテストはあまり良くなかったから、今回は挽回しよう!』
『前回は学年で10番に入れたから、今回はもっと上を目指そう‼』
『苦手な英語、今度こそ平均点を越えるぞ!!!』
テストに臨む思いも、それぞれでしょう。
さて、そこでみなさんに振り返ってみてもらいたいことが一つあります。
それは、テスト勉強の「やり方」です。
これまでにテスト勉強の成果が出ている人、つまり満足のいく点数が取れている人は、そのままのやり方を続けてください。そして、今回のテストの結果を見て、そのやり方で間違いがなかったかどうか検証してください。
一方、今までのテストの結果に満足していない人、思い通りの結果が出せていない人は、今から話すことを実践してみてください。
それは、問題演習のやり方です。
教科書や問題集のテスト範囲の中で、自信のない問題をピックアップして何も見ずに解いてみてください。何も見ずに解けた問題は、それ以上やる必要はありません。テストで同じ問題が出たとしたら、間違いなく正解できる問題です。
反対に、解けなかった問題は、解答・解説をよく読んで、解き方を理解してください。理解できたら、何も見ずに解いてください(解説を読んでもわからない問題は、トーモンの授業で先生に教わってください)。もし、1回で解けなかったら、できるようになるまで、何度も繰り返してください。
そうすれば、テストで似たような問題が出ても、もう大丈夫です!!
問題の解き方を見ないでできるようになるまで繰り返し練習し、正解するだけでなく、解き方をマスターする。
これが、稲門学舎の推奨する‘’答案再現‘’という学習法です。
勉強にはコツがあります。
テスト前に時間をかけて勉強しているのになかなか結果が出せない人は、ぜひ試してみてください。
✳稲門学舎の授業では、この‘’答案再現‘’を授業の中で実践しています。