『自分は今、どこに向かおうとしているのか?』
5月23日、稲門学舎では全校舎同時に『高受進研テスト』が実施されました。
『高受進研テスト』は、その名の通り、「高校受験を控えた公立中学生を対象にした、Vもぎの進学研究会主催の実力判定模擬試験」のことです。
学校の定期テストとは異なり、初めて見る問題をその場で考え、解く「実力テスト」です。言い換えるなら、今まで勉強してきた内容をどれだけ深く理解し、頭の中に留めているか?また、切り口を変えて問われたときに、必要な知識を頭の中の引き出しから的確に取り出せるか(アウトプット)?それを確認するテストです。
更に、このテストでは「志望校合否判定」が出せるので、自分の今の実力で、どのくらいのレベルの高校にチャレンジできるのか、見極める機会にもなるわけです。
さて、今回このテストに初めてチャレンジした中学1年生たちは、どのような感想を持ったのでしょう。中学に進学したばかりで、高校受験はまだ遠い先の話という印象があるかもしれません。「志望校」といっても、具体的にまだ何もイメージ出来ない人もきっと多い事でしょう。
でも、皆さんの先輩たちの話を聞くと、中学3年間はあっという間に過ぎてしまうんだそうです(実際は、そのように感じるということ)。もっと早くから志望校を決めておけばよかった、という声も毎年多く聞かれます。
目標が早く定まれば定まるほど、“合格”は近づいてくる
昔から語り継がれている「受験の鉄則」です。
目標は途中で変わっても構いません。今は、自分がどこに向かって勉強をしているのか?どこに行きつきたくて、今この勉強をしているのか?その方角さえ、しっかりとつかめていればいいのです。
自分は今、どこに向かおうとしているのか?
少し難しいかもしれませんが、そのことを胸にしっかりと抱いて、日々の中学校生活を過ごして下さい。まずは、その一つとして、「受験したい高校」を一つ、決めてみましょう。