『初めて英語を習う新中学生のための勉強法』
今春、中学校に入学したみなさん。新しい生活にはもう慣れましたか?
部活動や時間割など、これまでとは違うスケジュールに最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、それも徐々に慣れていくので心配いりません。
また、新しく始まる教科といえば「英語」。
今回は、その英語の勉強方法について触れておきます。
① 音読をする
教科書に出てくる英語は、単語でも英文でもすべて音読をします。
読み方が分からない単語は、塾の先生に聞く、または最近では電子辞書が発音してくれますので、読み方を確認して覚えていきます。つっかえることなくスラスラと読めるまで、目安としては3~5回繰り返し音読しましょう。
② ノートづくり
まずは、ノートの左側に教科書の本文を書きうつします。書きうつすときの注意点は、行の間隔を3行あけるという点です。学校の授業で先生が言った文法や語法、単語の意味などを書き込めるようにするためです。
授業を受けるまでの間に、ここまでは準備しておきましょう。
この①と②の準備をしておくだけで、授業中の理解度は大きく深まります。
③ 日本語訳を書きとめる
授業の中で先生が言った日本語訳を、今度はノートの右側に書きとめます。(余裕がある人は予習の段階で日本語訳を準備しておいて、授業中に赤ペンで修正を加えると良いでしょう)この時、できるだけ左側の英文と対応させるようにして書くと、後で見やすくなります。
④ メモをノートに取る
授業中に先生が言ったことをできるだけノートにメモしましょう。特に、先生が繰り返し言うことは聞き逃さないようにしましょう。後でテストに出る可能性が高いです。
授業中の受け方は以上の2つです。続けて、最後に授業後の復習です。
⑤ 音読をする
最初の①でもやりましたが、復習でも欠かさず行うことは音読です。
英語は、音読に始まり、音読に終わるとも言われます。何も書き込みをしていない教科書の単語・英文すべて音読してください。すでに日本語訳も知っているので、できれば日本語訳を思い出しながら音読するとより効果的です。もし、スラスラと音読できない箇所があれば、そこがキミの弱点です。
⑥ 日本語訳とメモの確認
ノートに書き留めた日本語訳と本文とを照らし合わせて確認をします。これを精読といいます。重要な文法や語法、単語、また授業中にノートに書いたメモもこのときに確認します。
以上の6つのポイントが、日常の英語勉強法です。
ぜひ実践してみてください。