８月も終盤を迎えました。
夏休みの宿題はもう終えましたか？
もう終わったという人も、まだ終わっていないという人も、準備万端で新学期を迎えたいものです。

ところで、夏休み明けにテストがあるという人もいることでしょう。
休み明けのテストというのはたいてい、休み中の宿題がテスト範囲というケースが多く見られます。

宿題を終わらせたことで、安心してはいませんか？

夏休みの宿題からテストが出題されるということは、宿題の問題がすべてできるようになっているということが前提になっています。

今からでも遅くはありません。

宿題の中で、間違えた問題やわからなかった問題、自信がない問題などを自分でピックアップして、もう一度解き直しをしておきましょう。
たいがい、そうした問題がテストに出てくるものです。

それが、「準備万端で新学期を迎える」ということです。

さて夏休み明けといえば、稲門学舎では９月７日（土）に高校生（１年生～３年生）を対象とした「センタープレテスト」を予定しています。

実際のセンター試験に即して作られた模擬試験を行うのですが、特に高校３年生は気を引き締めて臨んでもらいたいと思います。

理由は一つ。
良くも悪くも、この夏休みの間の努力の成果が試されるからです。
この結果を元に、新学期以降の学習計画の建て直しを図ります。

どの教科が順調に進んでいるのか？
どの教科が遅れているのか？
基本が定着しているか？
基本がまだあやふやな箇所はどこか？
頭の中に詰め込んだ知識がしっかりと整理されているか？
覚えた知識がまだ整理されていない分野はどこか？
などなど。

今後、教科ごとにかける学習時間の配分、いつまでに何を終わらせ、いつから過去問演習に取り掛かるか、という中長期的な計画を立てる上での貴重なデータになるわけです。

以前にも少し触れましたが、
受験とは、いかに自分自身を知ることができるか？にかかっています。
休み明けのテストというのは、どんなテストでも新学期を向かえるにあたっての自分の現状を客観的に測る診断テストです。

まずは、しっかりと自分自身を把握してから、新学期をスタートしていきましょう。