『秋の勉強姿勢』

衣替えも終わり、ようやく秋の気配を感じられるようになりましたね。

模試の数も増え、“受験”が近づいてくるこの季節は、教室の緊張感を高めてくれます。

夏とは違い,「たくさん勉強する」というよりも、自分のゴール「志望校の合格最低点突破」に向けて、限られた時間で自分が取り組むべき課題を洗い出し、それをどのような順番で行うかの「逆算」が重要度を増します。

「何が出来て、何が出来ないか?それをいつまでに、どうやって出来るようにするのか?」

このことをとにかく自分の頭で考えてもらいます。
そして、授業で担当講師と会話をしながら修正・改善し、数値を入れた目標計画を立てます。このようにして、教室や自宅での「自主学習の質」を上げさせます。
この「自主学習の質」が上がってくれれば、授業は「努力の成果を見る時間」となり、講師としては、「調整」や「方向性の確認」が指導のメインなるので、受験に向けていろんなアドバイスが伝えられます。そういう授業が行われると、生徒も受験会場にいる自分をイメージできるようになり、緊張とは違った受験への意識が徐々に作られていきます。

この学習スタイルは11月末、どれだけ遅くとも12月中旬には完成させておきたいところです。そうでないと、メリハリもなく、気持ちを作っている間もなく受験の日を迎える形になってしまいますからね。

ですから私はこの時期、生徒にかなり厳しく接しています。あえてキツイ言葉を選びます。

生徒の皆さん!保護者の皆様!
この時期を全力で走り続け、春を必ず笑顔で迎えましょう。

 

 

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