『帰り道で』
皆さんこんにちは!
GWもあっという間に過ぎてしまいましたが、皆さんは五月病などにはかかっていないでしょうか?今回は、このGWの合間に起こった出来事を書かせていただきます。
通常、私が教室を出るのは22時半頃ですが、その日は遅くまで仕事が伸び、教室を出たのは23時過ぎでした。何気なく西日暮里駅まので歩道を歩いていると、前から見知った顔の2人の女性が歩いてきました。
「あ!」
つい数カ月前まで、生徒として稲門学舎に通ってくれていた女の子とそのお母様でした。
「どうも、どうもお久しぶりです。」という具合に1分ほど立ち話をさせていただきましたが、私が何より嬉しかったのは、その子からのこの言葉でした。
「大学生活、すごい楽しいです。1年の後期からめちゃめちゃ大変になるみたいですけど、きっと大丈夫です!」
本当に嬉しかったです。
とてもとても気分が良くなりながら、更に駅まで進んでいくと、今度は、見知った2人の男性が歩いてきました。
「あ!」
まさかの連続です。
3年前、大学が始まるギリギリまで稲門学舎に通ってくれていた男の子とそのお父様でした。また「どうも、どうもお久しぶりです。」と挨拶をしたところ、お父様の方から、
「実は、大学でも成績が上位で、結構周りから認めてもらえているんです。本当に感謝しています。」というお言葉を頂き、ただただ、頭が下がる想いでした。
今年3年生ですから、院に進むか就職するか検討中ということでしたが、彼ならきっと、どちらでも大丈夫だと信じています。
塾で勤める人間としては、大学受験が終われば、基本的に生徒達との関わりは無くなってしまいます。けれど、当然ながらその生徒達の人生はそれぞれの新しい環境で続いています。むしろ、そこからが大人としてのスタートと言ってもいいくらいです。
ですからこうやって偶然でも、元生徒達がそれぞれの環境で活躍している様子を知ることが出来ると、本当に嬉しく、励みになります。
また稲門学舎の良いところは、元生徒に、講師として、「生徒の成績を上げ、自信を与える」仲間として一緒に指導にあたってもらうことができるところです。
今年は2名の元生徒に、講師として既に活躍してもらっています。
このことも、教室長としての最上級の喜びの1つです。
これからも更に多くの喜びをたくさんの方達と共有できるように精進していきます。