『現在の努力で、未来は報われるのかどうか? 』
皆様こんにちは!
暑くなったり、寒くなったり本当に体温調節が難しい今日この頃ですが、皆さんは体調を崩されてはいないでしょうか?
塾では受験生の何人かが体調を崩してしまい、テスト対策が十分でないままの本番を迎えてしまい、悔しい思いをしたこともありました。真夏よりも過ごしやすくなり、ついつい頑張りすぎてしまいがちなこの時期は、体調に是非気をつけて下さいね。
さて、今回のタイトルですが、良く生徒から聞かれる言葉です。
もっと具体的に言うと、
「これだけ頑張って勉強して、志望校に受からなかったらどうしよう~。
全部無駄になるのかな~。」
というものです。この不安が生じ、強くなってくると、
「受からないかもしれない。いや、きっと受からない。今やっている努力は無駄になるのかな。そうだったら嫌だな~。……なんかヤル気出なくなってきちゃった。」
となり、
「どうでもいい……。」
となって勉強に手がつかなくなる生徒を何人も見てきました。
ただこれは、生徒や子どもだけではなく、大人・社会人になっても、人生を通して浮かんでくる疑問です。私も考えたことがあります。
私としては
「目的に価値があるのなら、そこに至るすべての行動・作業には価値がある。」
ということを考え、生徒に伝えています。
塾としては志望校合格が目的ではありますが、人生の目的は当然その先にあります。
その先まで考えた上での、中学受験・高校受験・大学受験であれば、それらは通過点になるわけですから、目的に至る作業全ては「価値がある」ということになるのです。
定期テストでの計算ミスも、模試での時間配分ミスも、受験での不合格も、人生においては「何かに気付くための」価値あるプロセスになるわけです。
ですから、その生徒の夢や目標・人生における目的を聞いて、それが素敵なものであれば、「あなたは大丈夫だよ。」と伝えています。
「だから未来のことを悩み過ぎず、今を、全力をもって、過ごそう。」と生徒と会話をしながら、この秋を乗り越えています。