『受験は団体戦! 』
皆さんこんにちは!
もう寒い日ばかりになってしまいましたね。防寒と乾燥に気を付けてくださいね。
さて、「受験は団体戦」とよく言われています。
本来これは、クラス・学年全体で受験に向けて意識づけさせることで、ヤル気の薄かった生徒が頑張る生徒の姿に触発されて勉強し始め、その生徒の姿勢がまた違う生徒を刺激していくという相乗効果を狙った言葉です。
その意味でも私は非常に重要な言葉と感じ、塾でも自習効果の高いような雰囲気づくりを心掛けています。
しかし最近、もう1つの側面「家族」という団体を特に意識するようになりました。
受験するのは本人だけだとしても、その環境を作ってくれるのは親を中心とした家族です。
洗濯、温かい食事、掃除、その多くをご両親が担ってくれているはずですし、受験料や塾の授業料を負担してくれているのも家族です。
こうやって書いてみると、受験生からすれば感謝をしてもしきれないはずなのですが、
実際は、喧嘩の連続です(汗)。
子供達は、
「学校や塾で頑張っているんだから家ではゆっくりしたい。休みたい。少し遊びたい。」
これが本音です。しかし親御さんは
「学校や塾で頑張っているかもしれないが、その姿は実際に見ていない。だから自宅でもしっかり勉強している姿を見せてほしい。そうでないと頑張っているとは認められない。」
こう考えているのです。ここに完全なズレが生じているので喧嘩はなくなりません。
私が生徒に言っていることは、「まずは家族を味方にしよう。」ということです。
自分を支えてくれている人達の望むことをまず実践して、安心してもらえれば、もっともっとスムーズに事が運びます。自分も家族もストレスが減ります。
塾から帰ったら1時間、自宅が遠い生徒は30分でもいいから、必ず机に向かってほしいと伝えています。
本当にそれだけでグッと家族関係はよくなるものです。
受験までもう2か月ちょっと、いえ、まだ2か月以上あります。この期間を協力し合って過ごせるためにも、私も最大限サポートさせていただきます。